Posts in 日韓恋愛白書

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ソジュブラのユキウキです

 

最近はケンケンの投稿でなく、僕の投稿ばかりなので、皆様が食傷気味ではないかと少し不安を感じての投稿です

 

 

近日、ケンケンの投稿になりますので、今しばらくお待ちください

 

 

 

 

ラジオDJ

 

 

サンタモニカの「GOTHAM」と言うバーで声を掛けてくれたミシェル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の名前はミシェル」

 

 

僕は戸惑いつつも即座に返答した

 

 

「僕はユキウキ」

 

「日本から来ました」

 

 

僕の拙い英語で現地の人間ではないと直ぐに分かるとは思うが、敢えて直ぐに国籍を伝えてみた

 

 

「私は在米韓国人」

 

 

とミシェルが続けた

 

 

先ほどまで気になっていた、彼女はどこの国人だろうとの疑問は解けた

 

ご両親は共に韓国の方で、生まれる前にご両親がLAに移り住んだと言う

 

 

ファーストランゲージは英語との事だが、殆ど変わらずに韓国語も話すとの事だった

 

 

しばらく、会話を続けた中で、「なぜ僕に話しかけて来たのか」を知った

 

 

ミシェルは地元ラジオ局で番組を持つ新人のラジオDJだと言うのだ

 

 

その番組の中で自分のルーツであるアジアの音楽を扱うコーナーがあるらしい

 

韓国だけでなく、日本の楽曲を色々と調べているとの事だった

 

 

なるほど

 

そう言うことか！

 

 

つまり、

 

 

僕はやはり素敵な勘違いをしていたのだ

 

 

やっぱり、万に一回もナンパされるなんてないか！

 

 

 

 

 

  手が冷たい

 

 

ラジオDJのミシェルと最初に握手をした際に、

 

ビックリするぐらいミシェルの手が冷たかったので、

 

 

「手が冷たい」

 

 

と言ったら、

 

「日本語で何と言う？」

 

と返され、

 

「てがつめたい」

 

と伝えたら、友人のエイミー（同じく在米韓国人）と大爆笑

 

 

何か、変な事を言ってしまったのかと思っていたら、

 

ミシェルはいつも周りから「手が冷たい」と言われるらしく、

 

世界各国の「手が冷たい」を聞くのが楽しいとの事だった

 

 

 

僕はナンパではなかったのだと少しガッカリしていたら、ミシェルがこんな事を言って来た

 

 

「今週末、パーティがあるけれど来ない？」

 

 

当然ながら、

 

 

再度僕の素敵な勘違い、ポジティブが発動した

 

 

つづく

 

 

 

 

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本日は「日韓恋愛白書007」を書きました

 

ぜひ、最後まで読んで頂けたら嬉しいです

 

 

 

 

 

 

 

 

在米韓国人ミシェル

 

 

 

「何を飲んでるの？」

 

と二人組のアジア人女性が声を掛けてきた

 

「ジンライムだよ」

 

とシンプルに返答

 

 

確かに手に持つグラスは傍目に見たら何の飲み物かはわからないとは思う、、、が、問題はそこじゃない

 

アメリカに行った事がある方は分かると思うが、普通に話しかけられる事は割とあったりする

 

だから、「何を飲んでいるの？」は、

 

 

ただの会話なのか

 

or

 

ナンパなのか

 

どちらなのだろう

 

 

普通に考えて、僕が逆ナンパをされる訳はない後者のはずはない

 

 

が、

 

ここはアメリカのロサンゼルス

 

モノ好きだっていてもおかしくない街だろう

 

が、

 

そんな嬉しい話は万回に一度あるかないかだ

 

なので、僕は「ただの会話」で返し、その後は気にせずにお酒を飲みながらテレビの画面に映るアイスホッケーに目を向けていた

 

横では、声を掛けてきたアジア人2人がジンライムを頼んで飲み初めていた

 

気にしないつもりが、しっかりと2人の会話などを聞いてしまっていたのだ

 

そのうち僕は、彼女たちが何人かが気になり始めていた

 

英語で会話をしているし、発音も凄い良い

 

顔をチラッと見ると日本人ではない気がする

 

メイクの感じや表情は、旅行者の感じと違い、アメリカの人の様な雰囲気、そして立ち振る舞いに見受けられる

 

 

いかん、いかん

 

僕がアメリカに来たのは女性との出会いを求めにきたわけではない

 

ただの会話で気になっていたらアメリカではやっていけない

 

 

 

  「私はミシェル」

 

 

鼻の下の伸びた自分を戒める為に、僕は移動する事にした

 

移動と言っても、GOTHAMの中でバーフロアからクラブフロアに移るだけだ

 

気分を変えて音楽を聴きながら飲む事にした

 

 

クラブフロアのカウンターでジンライムを頼み、ボックス席に座る事にした

 

 

着席してから数分

 

先ほどのアジア人２人組もこっちのフロアに来た

 

 

コレは、

ただの会話ではなかったのではないだろうか？！

 

 

さすがアメリカだ

 

普通に音楽を聴きにこっちのフロアに来た可能性の方が高いのに、僕に素敵な勘違いをさせてくれる

 

アメリカでポジティブになったのは僕だけじゃないはず

 

コレは、もしかしたら、、、

 

数分前に鼻の下の伸びた自分を戒め、気持ちを改めて飲み始めた自分はどこに行ったのか？

 

 

 

その時だ、

 

さっきまでのノリの良い歌から、突然に静かな歌に切り替わった

 

 

Heart

「All I wanna do is make love to you」

 

と言う、歌だ

 

 

 

 

偶然にも僕が高校生の頃に買ったCDの曲だった

 

歌詞の中に

 

雨の中出会って、、、みたいなフレーズがある

 

 

 

 

その日、外は雨だった、、

 

 

またもポジティブ発動

 

この歌が流れると言う事は、コレは確実に「ただの会話ではなかった」のだ

 

僕は、アジア人女性2人に目をやった

 

彼女たちと目があった

 

 

1人がこちらに歩いて来て僕の座っているボックス席に座った

 

「私の名前はミシェル」

 

と名乗った

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

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今日は、「日韓恋愛白書」の先日のつづきをお送りします

 

 

 

 

 

 

アメリカでの出会い

 

 

彼女のお父さんの条件

 

「今すぐに韓国に行く事」

 

それを僕は断る事となった

 

彼女とはお付き合いを続けたかったが、アメリカに行く事を選んだ僕は話し合いの末、彼女と別れる事となった

 

まぁ、お父さんからも「韓国に行かないのであれば即刻別れろ」と強く念を押されてもいた

 

彼女の中で、一緒にアメリカにと言う考えもあった様だが、お父さんから実家に戻れと言われ、それも難しい

 

後年、韓流ドラマを観て何度も思ったものだ、

 

「韓国のお父さんの存在力とパワーは凄いな」

 

と

 

 

彼女とは寂しい思いもしつつも、お互いの将来にエールを送り合い、僕はアメリカに向かう準備をした

 

 

 

  サンタモニカでの出会い

 

 

アメリカに向かった僕が住み着いたのがLAのサンタモニカ

 

サンタモニカビーチに歩いて30秒の距離

 

日本人にしか部屋を貸さないと言う家主

 

理由は

「日本人は綺麗に使うし、騒いだり近隣に迷惑をかけないから」

との事

 

入居からプレッシャー

 

綺麗に部屋を使わなければ

 

 

入居してからは毎朝、ビーチに行きひと泳ぎ

 

夜はサンタモニカのバーに行くのが日課になった

 

現在は閉店しているが、当時僕が気に入っていたバーは「GOTHAM」と言うバーだ

 

映画、バットマンのゴッサムシティの様な世界観の雰囲気のあるバーだった

 

ダンスフロア、ビリヤードフロア、バーフロアに分かれており、僕はいつもバーフロアでカウンターに座り、お酒を飲んでいた

 

 

ある日、二人組のアジア人が声を掛けてきた

 

「何を飲んでいるの？」

 

それが、在米韓国人ミシェルとの出会いだった

 

 

 

つづく

 

 

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今日は「日韓恋愛白書」のつづきをお届けしたいと思います

 

 

 

 

突然の別れ

 

 

 

 

「あいつは普段何も食べていないのか？」

 

と、お父さん声が僕の耳まで届いた

 

確かに食べ過ぎた

 

 

 

 

 

少し前のこと、

 

彼女がこんな事を言っていた

 

「ウチの両親は兄にたくさん食べなさいって子供の頃からずっと言ってた」

「食べない男は男じゃない」

 

と。

 

 

つまり、

僕はたくさん食べるところを見てもらう事で、まずは認めてもらおうと思ったのだ

 

浅い考えかもしれないが、この時の僕には他に何も取り柄はなく、食べる事に関して言えば、ブラックホールの異名を取っていたのだから、そこを見てもらうしかなかった

 

結果、「普段何も食べていないのか？」というぐらい驚いてもらえ、後日、健康な男だとそこだけは認めてもらえた

 

が、

 

コレが結果仇となる

 

 

  韓国を取るかアメリカを取るか？

 

 

食欲旺盛、スポーツも長年やっていた健康体、在日韓国人の彼女のご両親の条件の最低限は抑えてはいる

 

韓国は学歴社会の風潮で、それは日本以上だとは当時から何度も耳にはしていた

 

僕は高校を卒業し、スポーツ選手として実業団に入っていた。つまり高卒だ

 

その点は問題になるのではないかと思っていたが、意外にも彼女のお父さんも高卒だった

 

 

 

彼女のおじいさんおばあさんは、太平洋戦争が終結して間も無く日本に来た

 

日本に来た当時はとても貧しかったそうだ。その後、お父さんが産まれて以降も裕福にはならず、お父さんは大学には行かずに家計を支えていたと言う

 

その後、韓国へ仕事の勉強をしに行った際にお母さんと出会い結婚したらしい

 

その後、おじいさんの開いた焼肉屋をお父さんが大きくした

 

そんな身ひとつで勝負してきたお父さんだからこそ、「身体が資本」「よく食べなさい」と言う事らしい

 

 

 

食欲旺盛な僕をとても気に入ってくれた彼女のお父さんから、こんな提案を受けた

 

「お前を認めた。だからこそ、今直ぐにウチの会社に入るために韓国で勉強して来い」

 

 

食欲旺盛なところを気に入ってくれた事が仇となり、お父さんは話を急加速させたのだ

娘と付き合うのであれば、お父さんの会社に入るのはマスト。

 

その研修としてお父さんの知り合いの韓国のお店で何年か働いて来いと言う事らしい

 

 

当時の僕は、実業団の選手を辞め、アメリカで何年間か過ごしていた時期だ

 

ビザの関係で帰国し、いずれはまたアメリカでの生活を目指していた

 

それは彼女も知っていた

 

 

彼女のお父さんの提案（命令？）に逆提案をした、

 

「アメリカに数年間行かせてほしい」

 

と。

 

 

僕の中では、数年行った後に、お父さんを説得してそのままアメリカに住める方向に持っていきたい旨も彼女には伝えた

 

しかし、お父さんの返答は

 

「NO」

 

だった

 

 

今直ぐに、韓国に行かないのであれば、娘と別れろと迫られた

 

「韓国かアメリカか」

 

期限は１ヶ月間、彼女のお父さんの設けた期限だった

 

彼女と何度も話し合った

 

 

 

 

僕はアメリカに行く事を決めた

 

 

 

 

つづく

 

 

 

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今日も昨日の続き、「日韓恋愛白書」の第4話をお話したいと思います

 

昨日のおさらいはコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韓国式お酒の飲み方

 

 

やや緊張も解れてお店に到着

 

お店は彼女のご両親が経営するお店の１号店との事

 

その後に展開した他の多くの店舗とは異なり、オープン当初のスタイルをしっかりと残している作りらしい

 

どこにでもある焼肉屋という感じがして僕には肩肘張らずに過ごせそうな空間だった

 

 

席に座った

 

もちろん下座、韓国の方にそれが通じるのかは分からなかったが、厨房近くの席を確保し、色々と雑用をこなす

準備と心構えはできた

 

お父さんが色々と注文をしてくれた

 

 

  男がチョロチョロするな！

 

 

ビールやコップ、お箸などお店の方が運び始めてくれた

 

その時に、僕も気配りチャンス

 

と、ばかりにお店の方から受け取りお父さんやお母さんに配膳をし始めた

 

が、

 

「男がチョロチョロするな！」

 

お父さんの厳つい声が店内に響いた

 

確かに、落ち着きなく配膳に没頭してしまっていた

 

良いところを見せよう、少しでも気の利かない男だと思われない為に、と少し落ち着きがなかったのかもしれない

 

が、

 

「お父さん、音大で声楽科とか出てます？（心の声）」

 

ってぐらいに声が響きますやん

 

関西人でもないのに、慣れない関西弁が出るくらい心でツッコミたくなるレベル

 

乾杯になった

 

乾杯をしてビールを飲もうとした時だ、次兄がこっちを向いて手を口元に添えて飲み始めた

 

僕は次兄を横目に対面に座るお父さんの方を向いてビールをグイッと飲んだ

 

 

  韓流ドラマでよく見るんアレだ

 

 

グイッと飲んだ僕を睨む長兄と次兄

 

「え？！また僕何かしました？！」

 

という顔で隣の次兄を見ると、

 

「知らないの？」

 

と、聞かれたので小さく頷いた

 

大きく頷いて傷口を広げたくはない為、「こいつ、今頷いたよな？」と辛うじて認識できるレベルで頷いたのだ

 

次兄に説明を受けた

 

後に、韓流ドラマや映画などで沢山見かけるアレである

 

年上の方と飲む際に横を向くやつだ

 

その時は、あんまり理解を深められなかったが、

 

後に映画「猟奇的な彼女」でキョヌが彼女のお父さんとお酒を酌み交わす際に見かけ、

 

「あ！アレだ！」

 

と、なるのはその数年後だった

 

 

 

 

 

  救世主登場

 

そんな時だ、

 

色々とやらかし、小さくなっていた僕に救世主が現れた

 

お母さんから連絡を受けた彼女登場

 

心配で近くで待機していた様だ

 

僕の防御力が0から100になった気がした

 

彼女が、

 

「韓国文化の事を何も知らないし、教えていないよ」

 

と、伝えてくれた

 

そのお陰か、その後、お父さんもお兄さん達も少し優しくなった気がした

 

 

 

  あいつは普段何も食べていないのか？

 

 

俄然、元気の出た僕は

 

運ばれてくるお肉を次々と食べ、ご飯も何杯もおかわりした

 

当時の僕は胃袋がブラックホールと言われていた

 

久しぶりの焼肉、彼女のご家族も優しくなったとなれば、後は若さを出して沢山食べて元気と健康を伝えたかった

 

わんぱく感も伝わったのか、お父さんお母さんは笑顔になり始めた

 

食事も終わり、帰る頃に僕はお手洗いに席を立った

 

その時に、お父さんが彼女に聞いていた声が耳に届いた

 

「あいつは普段、何も食べていないのか？」

 

いかん、やり過ぎてしまったかもしれない

 

 

 

 

 

つづく

 

 

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ソジュブラユキウキです

 

早速昨日の続きからお話ししたいと思います

 

 

在日韓国人の彼女のお父さんから家に呼び出された僕

 

そこには、お母さん、お兄さん2人がいた

 

 

 

 

 

挨拶で、長兄に「声が小さい」と言われた僕にさらにお父さんが畳み掛ける

 

 

「君、覚悟はあるのか？」

 

玄関で次兄に握力100kgぐらいの握手で手を潰されかけた僕が、お父さんからこの重たい台詞を言われるまでは、約2分ほど

 

挨拶抜きでのこのやりとりが2分に詰め込まれているので、僕は当然

面食らっていた

彼女が同席していないのだから、ここは1人でしっかりとしなければ

 

 

「覚悟はあるのか？」の真意をまず冷静に咀嚼することにした

 

当然ながら、

 

「ウチの娘と付き合っていく覚悟はあるのか？」

 

だよな

 

咀嚼は簡単、普通にそう考えて切り出そうとしたら、

 

「ウチの娘と付き合うのだから、ウチの会社に入る覚悟は決まったのか、という事だ」

 

えー？！

 

「お父さん！　いや、お義父様！　いや、社長！」

「そんな話聞いていません！」

 

 

と、心の中で叫んだ

 

頭の中を整理する

 

彼女のお父さんは都内で焼肉店やその他飲食店を多店舗経営する会社の社長さん

 

その会社に入社する事が彼女と付き合う条件？

 

 

「会社に入る覚悟はありません」

 

あれ、

 

緊張と驚きで、何か端折って答えてしまった

 

「覚悟も無いのに今日ここに来たのか？」

 

 

  いえ、まだどの様な会社か知らないので、、

 

 

「いえ、あの、まだどの様な会社か知らないので、、」

 

そう答えた

 

なぜなら、

 

もしかしたら、彼女は僕に言いづらくて言えていなかったとする。しかし、親の言動からは僕は知っていて当然という感じがする

 

つまるところ、彼女が言い出せずにいたのであれば、のちのち、彼女がお父さんから責められるかもしれない

 

と、考えたからである

 

「では、会社を見てもらいに行きながらご飯でも食べましょう」

 

お母さんが優しい口調で口を開いた

 

僕にはお母さんが天使に見えた

 

自宅からタクシーに乗り、近くの焼肉屋へ移動した

 

 

僕はお兄さん2人と乗ったのだが、長兄はひと言も口を開かず、次兄が簡単な世間話に応えてくれた

 

緊張は多少解れてお店に到着

 

ここで、僕は「ザ韓国」を思い知る事になる

 

 

つづく

 

 

 

 

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昨日からスタートしたソジュブラブログ内の企画「ユキウキの日韓恋愛白書」

 

在日韓国人の彼女との出会いを読んでいない方はこちら

 

↓↓↓↓↓

 

 

さて、本日は昨日のつづき

 

 

彼女のお父さんからの呼び出し

 

 

彼女からの

 

「私、在日韓国人なの」

 

と、言いづらそうにカミングアウトをされた僕は

 

少ししてからこんな事を考える様になった

 

 

「少しも気にしない僕は変なのだろうか」

「言いづらそうにしていたが、彼女が気にし過ぎなのではないか」

 

 

そんな考えが浮かんだ

 

なぜなら、

 

その時の僕はあまりにも無知だった

 

在日の方々がどんな心情でいるのか、日本と朝鮮半島との間で考えるべき事など、最低限の情報も持ち合わせていなかったのだ

 

ニュースはしっかり見る子供時代ではあった

 

大韓航空機爆破事件で北朝鮮の金賢姫が両脇を抱えられて連行される場面

盧武鉉大統領の民主化宣言

ソウルオリンピック

 

情けない話ではあるが、戦後の事で言えばこれぐらいの知識しかなかった

 

彼女とその辺の答え合わせもして、

なぜ、彼女が言いづらそうにしていたのか、僕の反応の薄さの話も擦り合わせた

 

 

 

  お父さんからの呼び出し

 

 

お互いに理解を含めた彼女と僕は、

 

突然終わりを迎える

昨日スタートした「日韓恋愛白書」が2日目で終わり、、、という訳ではないが、彼女とのお付き合いは理解を深めた後、

直ぐに訪れた

 

 

彼女の立場も理解した僕、喜んでくれた彼女

 

彼女の次の行動は親に会ってくれとなったのだ

 

彼女の実家は都内で焼肉を中心に飲食店を数十店舗構える会社を経営していた

 

所謂、社長令嬢だった

 

 

つまり

社長であるお父さんが、僕を呼び出したのだ

 

 

 

  「覚悟はあるのか？」

 

 

お父さんに呼び出され、着慣れないスーツを着て彼女の実家に足を運んだ

 

想像通りの豪邸だった

 

門から玄関まで距離がある時点で僕の心臓はドキドキを増した

 

彼女は一緒ではなく、僕1人で来いとのこと

 

途中、彼女の助け舟も無ければ、気を抜く事さえも出来ない、

 

そんな時間が今から始まるのである

 

インターホンを鳴らすとほぼ同時に玄関から若い男性が出てきた

 

お兄さんだ

 

「まさかお兄さんも同席？」

自己紹介に握手をしたが、妹への愛情か、若干、いや、かなり強く握られた

 

リビングに行くと

 

お父さん、お母さん、もう1人のお兄さん

 

つまり、

 

4対1の構図だ

 

 

ソファの横で挨拶をした

 

長兄が

 

「声小さいな」

 

と、、、

 

僕は体育会系の人間、キャプテンも努めてきた

 

最低限の挨拶、マナーと配慮は問題はなくやってきた

 

実際に今の挨拶もそこそこ大きめでした

 

が、

 

「小さい」と、、、

 

もう嵐の予感しかしない

 

その時、お父さんが口を開いた

 

「君、覚悟はあるのか？」

 

 

 

明日につづく

 

 

 

 

 

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ソジュブラユキウキ です

 

今日から新コーナーをスタートしたいと思います

 

上記のメインタイトル

『유키우키の日韓恋愛白書』

をご覧頂き、「あ、記事のネタ無くなって身を削り始めるな」なんて思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？

 

お察しの通り、その気半分です

 

というのは、

 

以前にもお伝えした様に、ソジュブラのSNS活動は数年前に着想し、取り組みたかったのですが、ケンケンと僕は一緒に取り組んでいる仕事とは別のライフワークがあり、その活動時間、土日は朝から夕方まで、平日は仕事の後に数時間取り組むという様にあまり時間を作る事が出来ずにおり、SNSの活動スタートが2023年となりました

 

詳しくは

 

 

 

永らく温めてきたSNS活動なので、ゆっくり、また息の長い活動にしたいなと思っております

 

それゆえに、

 

色々と記事は幅広く書きたいというのが本音です

 

さて、前置き長くなりましたが、

 

今回の本編こちらから

 

↓↓↓↓↓

 

 

 

 

ユキウキ と韓国女性

 

 

 

 

 

  合コンで

 

僕が初めて韓国の女性とお付き合いをしたのは随分と前だ

 

仲良しの友人の開いた合コンで出会ったのが最初だ

 

所謂、在日韓国人の方だった

 

お付き合い当時は日本名を名乗っていた為に、韓国の方だとは気づかなかった

 

彼女の友人は僕のことを「お兄ちゃん」と親しみを持って呼んでくれていた。コレは後に何度も「オッパ」とドラマや映画で耳にするあの呼び名だった訳だ

 

 

 

 

付き合ってしばらくした時だ

 

「言っていない大切な話がある」

 

と、少し俯き加減で言ってきた

 

当時の僕は若く、とにかく明るくポジティブの塊だった為、ネガティブな雰囲気は苦手だった

 

あまり聞きたくないというのが本心

 

しかし、「大切な話」というので無視はできない

 

もしかしたら重い話なのか、、、想像もつかない

 

出先だったので、一旦静かな所でと提案し、個室のある飲食店に入った

 

 

  「在日韓国人なの」

 

個室に入った

 

その時選んだのは偶然にも韓国料理

 

その後の話を知る由もない僕はなんとも空気を読めなかった

 

飲み物が運ばれて、しばらくして彼女が口を開いた

 

 

「私、在日の韓国人なの」

しばらく沈黙が続いた

僕は口を開かなかった、、

 

気まずそうにする彼女

 

僕が口を開かなかったのは、その後にまだ彼女が話を続けると思っただけだった

 

「え？話は終わり？」

 

が、僕の開口一番だった

 

僕はもっと凄い話かと思った

 

いや、凄い話かと思ったというと、彼女の悩みを軽んじてしまうので、正しくない表現かもしれない

 

軽んじている訳ではなく、僕にはあまりどこの国の人とかは問題ではなかったのだ

 

確かに、「あ、韓国の人なんだ？」と感じるが、その程度であり、だから別れるとか、何か問題があるとかでもなかった

 

「言いづらかったの？ごめんね」

 

と悩んでいた彼女にお詫びをして、

その後、笑いながら韓国料理を食べた

 

 

 

その当時の僕は少し前までアメリカに居て、アメリカの中部で人種差別に遭ったりしていた

 

そんな経験は初めてだったし、「なぜ、差別なんてするのだろう」と自然と疑問に感じる感性だった

（アメリカ人が悪い訳でもなく、ただ差別する人に何度か遭遇しただけのこと）

 

国というボーダーではなく、個人個人それぞれ

 

そういう感覚は普通の人と同じ様に持ち合わせていた

 

その為、彼女の「韓国人なの」は特別に違和感など感じる訳もなく、言いづらい事を言ってくれた事へ感謝を感じたぐらいである

 

 

 

明日へつづく

 

 

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ユキウキが美味しいカムジャタンを食べてきました

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